基礎から分かるテレワークの始め方、中小企業ほどメリットが大きくなる理由は？

　時間や場所にとらわれない働き方を実現する方法として注目されているテレワーク。近年では大規模災害や感染症対策においても有効なことが理解され、より重要性を増している。スマートフォン1つあれば始められ、1人が関わる業務範囲が広いほど成果が上がる点から、特に中小企業でのメリットが大きく、生産性が1.6倍まで向上したというデータもある。

　導入に当たってまず重要なのが、労使間での理解と合意を得ることだ。労働時間や適用範囲などのガイドラインを明確化し、かつ「働く場所が変わる程度」の規模からスタートすることで、その後のステップアップもスムーズに進行できる。その際、ツールや通信環境に差異があると業務効率を低下させる恐れがあるため、必要なスペックを備えたPCや通信機器、チャット／Web会議用のツールなどは会社主導での導入が望ましい。

　本資料では、このようなテレワークの基礎知識や定着に向けた取り組みについて解説する。加えて、機密情報の扱いや移動の多さといった業務特性に合わせた推奨ノートPC、コミュニケーションツールも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。