iOS／Android対応の多要素認証で脱パスワード依存、安全なテレワーク環境構築法

　2万人以上の技術者と研究者を擁する技術系人材サービス企業であるテクノプロ・ホールディングス。同社は、昨今のDX推進や働き方改革の流れ、コロナ禍の影響を踏まえて、場所やデバイスに縛られないセキュアな働き方を実現するため、ゼロトラストを基本とした多要素認証の活用を検討していた。

　また近年では、巧妙化するフィッシング詐欺や、情報漏えいリスクへの対応が急務となっている。同社ではSaaS利用が進み、パスワード依存のリスクも高まっていたことから、今後のデファクトスタンダードとなるであろう二段階認証の全社導入を決断した。サービス選定に当たっては、iOSとAndroidに対応可能であること、ユーザビリティに優れていること、ハードウェアトークンの仕組みを持つことを要件とした。

　導入されたクラウドベースのセキュリティサービスは、既存のID認証基盤と連携し、短期間かつシンプルに多要素認証を実現。社内への展開もスムーズに進んだという。本資料では、利便性の高い多要素認証によって安心、安全なテレワーク環境を構築した同社の取り組みを紹介する。