中堅・中小製造業のDXを成功に導く、「正しい推進手順」と「3つのIoT活用法」

　ビジネスモデルや組織そのものを変えるデジタル変革（DX）の動きは、コロナ禍において一層加速している。だが、新たなサービスを生み出すための研究開発費が大企業では増え続けているのに対し、中堅・中小の製造企業では思うようにDXが進んでいないケースが多い。

　そもそも経営層のビジョンやIT人材の豊富さ、投資力といった事情は、企業によって大きく異なる。そのため中堅・中小製造業では、経営層と現場が一緒になってDXを理解し、生産現場を止めてしまうリスクを避け、方向性の修正や現状復帰がいつでもできることが重要になる。具体的には、レガシーシステムを一気に入れ替えるのではなく、経営層と現場が一緒になってDXについての理解を進めることや、稼働している生産現場を止めてしまうようなリスクを避けること、つまり「DXを慌てない」ことが有効となるだろう。

　本資料では、経済産業省が発表した「DX銘柄2020」選定企業レポートなどを踏まえ、中堅・中小製造業のDXが失敗する理由とその対策を解説している。またスモールスタートに適したIoTとして、カメラ／センサー／位置測位情報の活用例についても紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。