テレワーク時代に必要なセキュリティの考え方、「ゼロトラスト」のポイントとは

　新型コロナの影響で急速に普及したテレワーク。しかし、急ごしらえでテレワーク環境を構築した企業も多く、十分なセキュリティ対策を講じられていないケースもある。というのも従来のセキュリティは、会社の内／外、ネットワークの内／外といった境界を定義し、防御を行うのが一般的だった。ところが自宅など境界の“外”で働くケースが増えると、このような境界型防御は意味を持たないのだ。

　一方、在宅勤務者の増加により、サイバー攻撃件数は増大。セキュリティに関するあるグローバル調査では、回答企業の9割が攻撃を経験している。テレワークが普及した今、新たなセキュリティ対策が求められているということだ。

　そこで本資料では、オフィス内外にかかわらず、企業の大切なリソースにアクセスするものは“全て信頼しない”ことを前提とした新しいセキュリティコンセプトである「ゼロトラスト」について解説する。セキュリティ強化のポイントとして、デバイス管理、アクセス管理、通信の保護、アプリケーションとデータの保護の4点を挙げ、これらを包括的に満たす“デジタルワークスペースを実現するプラットフォーム”を紹介している。