コンテンツ情報
公開日 |
2021/07/16 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
1.45MB
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要約
堅牢性や可用性が求められるシステムでは、リクエストが重複して送られても正しく処理できる「べき等性」の実装が欠かせない。サーバレスのシステムでは、何らかのエラーが発生したときのリトライ処理によるメッセージの重複を排除する機能により、このべき等性を実現可能だ。
さらに、この考え方を進めて、データストアに対する処理でも同様の機能を実装できる。ただし、SQS FIFOやSNS FIFOの機能を利用してメッセージの重複を排除できたとしても、データストアへ書き込む処理の途中でエラーが発生した場合、リトライ処理が実行されてしまうため、メッセージの重複排除に他の処理を組み合わせる必要がある。
本資料では、この実装方法をAWS Lambda、Amazon DynamoDBを例として、メッセージ例を交えて具体的に解説する。注文IDがクライアント側で生成されるケースと、バックエンド側で生成されるケースで、対応も異なってくる。サーバレスの採用シーンが拡大しているだけに、本資料でそれぞれの対処法を学んでおこう。