コラボ基盤としてのSharePointを機能強化したい、シスメックスが選んだ方法は

　兵庫県に拠点を置き、世界190カ国以上でビジネスを展開するヘルスケア企業のシスメックス。同社は、社内で利用していたSharePoint 2007のサポート終了が近づいたことから、そのクラウド版であるSharePoint Onlineへの移行を決定。併せて、セキュアな社内外コラボレーション基盤の構築や運用管理の負担軽減に取り組んできた。

　これまでの運用を通じて情報が蓄積され、検索性が低下していた他、オープンイノベーションに代表されるようなコラボレーション機運の高まりの中、社外と共同作業を行うプロジェクトが増加していたこともあり、SharePointを中心としたコラボレーション基盤にさらなる強化が必要だった。そこで、その運用管理機能を高めるサードパーティー製ソリューションに注目したという。

　Microsoft 365（旧：Office 365）アカウントで利用できる他、ユーザー部門の申請だけで自動化できるサイト作成、サイトグループごとの外部ユーザーの利用制御、きめ細かなバックアップ機能といったSharePointとの親和性の高さが決め手となった。本資料では、この基盤構築プロジェクトを詳しく紹介していく。