コンテンツ情報
公開日 |
2021/07/15 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
2.6MB
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要約
国内でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる中、課題となっているのが、どうやってワクチンを低温に保ったまま医療機関や施設まで届けるかという点だ。実際に米国では、温度管理の不備を原因とした接種のやり直しも報告されている。ワクチンの種類によって適切な保管温度は異なるが、今後の接種の広がりを考えても、輸送中や接種現場を含めた、一気通貫の温度管理の仕組みは必要だろう。
そこで注目されるのが、Wi-Fiを利用してログ収集からレポート作成までを自動化する、リアルタイム温度管理システムだ。物理タグをセンサーとして冷凍庫などの温度を一定間隔で測定し、設定温度を超えるとアラートを通知。既存のWi-Fiを利用すれば、設備投資や配線工事も不要なため、臨時の接種会場や倉庫などにも導入できる。
また、接種会場や病棟での医療従事者の濃厚接触管理、感染症対策にはコンタクトトレーシング(近接検知/確認)が有効だが、これも物理タグを用いた近接検知と、Wi-Fiによる位置検知を併用すれば、シンプルかつ確実に仕組み化可能だという。本資料で、これらのICT活用術を詳しく見ていこう。