「使いこなすのは難しい」は誤解？　4社の事例で学ぶ中小企業のAI活用術

　かつてAIは人の仕事を奪うものと捉えられていた。しかし今では、人が処理しきれない膨大なデータの処理と分析を担うことで、仕事の生産性を大幅に高めてくれるサポーターであるという認識が浸透しつつある。一方で、使いこなすには難度が高く、高価な技術というイメージも根強く、中小企業での導入率は低迷しているのが実情だ。

　そうしたイメージが誤解にすぎないことは、すでにAIを導入し、大きな成果を挙げている多くの企業が実証している。例えばある店舗集客支援サービスを展開する事業者では、クロスセルが発生しそうな顧客や、解約しそうな顧客の傾向をAIの活用によって可視化することに成功。新人でもベテラン営業と同等のアポ率を達成できるようになるなど、営業アプローチの効率を大幅に向上することができたという。

　本コンテンツでは、営業効率や顧客満足度の最大化を目指し、AIの導入に至った4社の事例を紹介する。併せてこれらの企業が導入した、既存のCRM／SFAと連携できるAIソリューションについても紹介する。AIの運用経験が無くても簡単に活用でき、エディション（プラン）によって導入費用を最適化できる点にも注目だ。