社会保険労務士が解説、今知っておきたい5つの人事労務トピックとは？

　採用や労務手続きなど、多くの業務を抱える人事労務にとって、忘れてはならないのが「法改正」だ。中でも2021年4月1日に改正された高年齢者雇用安定法は記憶に新しく、努力義務であるとはいえ、今後義務化される可能性も考慮して対応していくことが求められる。

　また、身元保証書への損害賠償額の上限記載が義務付けられたことにも注目したい。これは2020年4月に改正されたものだが、対応していない企業が多いのが実情だ。身元保証契約自体は義務ではないが、上限額の記載がない場合は契約が無効になるため、上限額の設定の仕方や身元保証の任期・資格、保証書の書き方など、万が一の際に備えて理解を深めることが重要だ。

　本Webキャストではこの他にも、36協定届や雇用保険関連手続きといった押印が不要になった書類や、短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大など、今知っておきたい人事労務トピックについて、社会保険労務士が分かりやすく解説している。SNS利用に関するトラブル事例と対策も紹介されているので、参考にしてほしい。