事例
ヴイエムウェア株式会社
サービス開発と運用を効率化、NTTドコモが挑んだコンテナ環境の本格導入とは
多様なサービスを提供するNTTドコモにとって、複雑化したサービス基盤のAPIレベルでの統合は、その運用効率化を図るうえで避けられない課題だった。その実現に向け、同社としては初のコンテナ環境の本格導入と運用に挑むことになる。
コンテンツ情報
公開日 |
2021/02/02 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.26MB
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要約
携帯電話事業を中心に各種サービス事業を幅広く展開しているNTTドコモ。サービスの多様化が進むにつれ、バックエンドシステムも複雑化し、迅速なサービス開発やシステム改善の阻害要因となりつつあったという。この状況を改善すべく、同社ではバックエンド基盤のAPIを集約するための中間基盤開発を決断する。
このプロジェクトは、コンテナベースの開発環境の導入と運用に向けたチャレンジでもあった。同社としては初のコンテナ技術の活用となるため、そのプラットフォームの選定においては、極力シンプルであり、コンテナ展開の管理や運用の多くを自動化できることを重視したという。
この取り組みの最初の成果が、同社のバックエンドAPIを集約する中間基盤「RAFTEL」であり、その開発においては、新たに導入したコンテナプラットフォームが作業工数の大幅な削減に大きく寄与した。今後はコンテナの活用範囲をさらに広げ、部門横断的な開発運用効率の向上を目指すという同社の取り組みをさらに詳しく見ていこう。