従業員1000人以上の企業を対象にした、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する動向調査によると、44.1%の企業が既にPoCを実施しており、DXの“夜明け前”とも呼べる状況になりつつある。しかし、具体的な効果を上げているという回答は13%にとどまり、それどころか人材や予算の確保がうまくいかず、PoCフェーズで停滞してしまう「PoC貧乏」に陥っているケースも少なくないという。
一方、DXの取り組みが成功している企業の8割超が、オンプレミスとクラウドのハイブリッド主体で運用しており、新システムの導入やサーバ入れ替えのタイミングで、十分な試行錯誤の末にプラットフォームを決定していることが分かった。さらに、DXの進捗はCDO(最高デジタル責任者)を設置しているかどうかに左右されることも判明しており、特にデータ活用において大きな差が生まれているという。
この他にも、企業文化や人事戦略、リモートワークの環境整備などの要素も、DXの取り組みには影響を与える。本資料では、DXの動向調査結果から見えてきた12のトピックスについて詳しく解説しているので、自社の進捗状況を知るために、ぜひ活用してもらいたい。