“ニューノーマル”という言葉を目にしない日は、今やないと言っても過言ではない。新型コロナウイルスの流行は企業に変化を強いた。中でも、その対応を求められている情報システム部門の戦略や業務は、特に大きな変化が生じているはずだ。そこで、国内356社に意識調査を行った。
目立ったのは二極化だ。企業業績の不調は55%が予測するほど大勢を占めているものの、IT予算となると増加が31.7%、減少が28.1%と分かれた。従来のITインフラで、ニューノーマルに対応できている企業は30%弱にすぎず、3分の2近い63.3%の企業がネットワークの再設計・構築に着手していた。
こうした中で多忙を極める情報システム部門では、人員の増加もままならないため、ITスキルの取捨選択が進みつつあることも分かってきた。本資料では、こうしたニューノーマルに向き合う情報システム部門の現状を明らかにしている。自社のIT戦略を見直す参考になるだろう。