レポート
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サイバー攻撃最新動向レポート:“新たな脅威”と“かつての脅威”をどう防ぐ?
セキュリティ研究チームが調査したサイバー脅威に関するレポートによると、2019年は「新たな脅威」の登場に加え、「従来の脅威」の復権と新たな使用法が見られた。こうした最新動向を基に、2020年以降に必要な対策を探る。
コンテンツ情報
公開日 |
2021/01/27 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
49ページ |
ファイルサイズ |
3.66MB
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要約
セキュリティ研究チームが調査したサイバー脅威に関するレポートによると、2019年は産業用制御システムなどのOTインフラを標的としたインシデントが、実に2000%も増加したことが明らかになった。これにより2020年以降は、製造業のシステムをターゲットとした攻撃が、さらに増加すると予測されている。
一方、漏えいしたレコード件数は85億件を超え、2018年の3倍以上となった。その主な原因は内部関係者の不注意によるもので、適切に構成されていないサーバが原因となった漏えいが86%を占めた。また攻撃者がランサムウェアに回帰する傾向も見られるため、破壊的なマルウェアへの対策は、依然として必要になると考えられる。
その他にも同レポートでは、フィッシングをはじめとする攻撃手口の動向、頻繁に攻撃対象となった業界、地域別にみた洞察などについて、詳しく紹介している。従来の脅威と新たな脅威に2020年以降はどう備えればいいのか、本資料を基に考えてみてほしい。