事例
株式会社東陽テクニカ
1日を要する現地サーベイが15分に、無線環境を最適化するシミュレーション技術
コンテンツ情報
公開日 |
2021/01/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
3.08MB
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要約
無線環境の設計は、複雑で属人化しやすい領域だ。それが屋内環境にとどまらず、複数の建物から構成されるオフィスや工場といったキャンパスネットワークとなる場合、なおさらの話だ。周辺エリアの現地サーベイが必要となり、場合によっては入場許可申請が必要なエリアなどのために計画段階で数週間を要することもある。
そこで考えられたのが、さまざまな無線テクノロジーに対応し、建物内部に浸透する通信、周辺エリアの建物から漏えいする屋内通信を考慮して環境をシミュレーションし、最適なネットワーク設計を行うアプローチだ。すでに実用化されており、従来は1日を要する現地サーベイをわずか15分に短縮するなど、大幅な省力化に成功している。
このシミュレーション技術は、窓の位置や外壁など建物の設計最適化にも有用なヒントをもたらす。本資料では、このソリューションを用いた、屋内外ネットワークの情報収集事例を解説している。迅速で正確なシミュレーションに加え、ネットワーク構築後の手戻り工数の削減などの効果も期待できるという。