コンテンツ情報
公開日 |
2020/12/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
2.27MB
|
要約
台湾の雲林・嘉義・台南エリアを中心に、高品質な医療サービスを提供する奇美医院。同医院では300万人以上の患者を抱えているが、従来は心臓発作など緊急対処が必要なケースでも、医療スタッフへ通知を手動で送信し、医師などを手配していた。しかし、重症患者の場合は治療が1秒遅れるごとにリスクが高まるため、この体制を改善することは不可欠だった。
そこで同医院が採用したのが、患者の危険な兆候を医療スタッフが発見した際、モバイルデバイスのアラートボタンを押すと、医師に向けて音声合成によって緊急アラートが発信されるようになる「コミュニケーションAPI」だ。これにより、治療の待ち時間を平均で10分短縮した他、スタッフの生産性も最大で15%向上したという。
さらに同医院では「ビデオAPI」も導入し、医師間のビデオ協議や、患者やその家族とのリモートでのコミュニケーションも実現するなど、大きな成果をあげている。IT技術を取り入れて革新的な医療サービスの提供を目指す同医院の取り組みを、本資料で詳しく見ていこう。