事例
富士電機ITソリューション株式会社
コスト超過が頻発するERPパッケージ移行、2社の事例から考える原因と回避策とは
メインフレームの基幹システムをERPパッケージへマイグレーションするプロジェクトでは、想定外のコスト膨張による予算超過が少なくないという。それは、なぜ起こるのか。実際にあった2つの事例から原因と回避策について考える。
コンテンツ情報
公開日 |
2020/12/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.17MB
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要約
業務システムのオープン化が進んでいることから、メインフレームの基幹システムをERPパッケージへ移行して連携性を担保しようという企業が増えている。エンタープライズ向けの場合、移行プロジェクトの総額は10数億円に及ぶことも珍しくないが、プロジェクトがスタートした後にコストがかさみ予算が超過するケースが少なくないという。
プロジェクトの頓挫にもつながりかねないコスト膨張はなぜ起きるのか。要因の1つとしては、パッケージ選択でインプット機能を中心に現行の基幹業務に合う製品を選びがちであることが挙げられる。これにより、データ検索・分析や帳票出力などのアウトプット系に課題を抱えるケースは多い。その背景には“業務にシステムを合わせる”という日本企業に特有の傾向もあるという。
本資料では実際にあった移行プロジェクトでコスト超過が発生した2社の事例を題材として、そのメカニズムを解明するとともに、直面した課題を解決し移行コスト削減を実現した対策を紹介する。基幹システムのマイグレーションプロジェクトを成功させるヒントとして一読してほしい。