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SCSK株式会社

事例

SCSK株式会社

新薬開発の中核拠点をオール無線LAN化、アステラス製薬に学ぶネットワーク刷新

アステラス製薬の新薬開発拠点では、実験機器の増加などによる帯域不足が深刻な問題となっていた。そこでバックボーンの高速化、全面的な無線LAN化に取り組み、課題を解消。6年先まで見据えたネットワーク環境を実現したという。

コンテンツ情報
公開日 2020/10/27 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 870KB
要約
 医薬品と新薬の開発・製造に特化したグローバル製薬メーカーであるアステラス製薬。その競争力を支えるのが、同社が新薬研究開発の中核拠点と位置付ける「つくば研究センター」だ。だが、スマートフォンやタブレットPCの利用拡大や、ネットワークに接続する実験機器の増加により、トラフィックの増大が顕著になってきた。

 この状況を改善するために、同社は「バックボーン高速化」による抜本的な解決を決断する。加えてテーマとしたのが、「高速かつ快適な無線LAN環境」、そしてVLANで切り分けた専用ネットワーク間でもデータを共有しやすくする「接続の容易性」だった。その実現に向け、まずはネットワーク仮想化テクノロジーを採用したスイッチを導入。Active-Active冗長化により広帯域と高可用性の両立に成功した。

 さらに高速化されたバックボーンを生かして、オール無線LAN化に取り組み、今後6年間を見据えたインフラの要件を全て満たすことができたという。本資料では、このネットワーク環境刷新の取り組みを通じて、IoTにも対応した高速かつ柔軟なネットワーク環境を実現する方策を明らかにする。