テレワークによるVPN負荷増大の課題に、なぜ「データレスPC」が有効なのか

　昨今、急激に導入が進むテレワーク。多くの企業がスムーズなコミュニケーションのためにWeb会議システムを利用したり、情報漏えい防止などのセキュリティ対策としてVPN接続を活用したりと、さまざまなシステムを導入して環境整備を進めている。

　こうした中で浮き彫りになってきたのが、VPNやネットワークに関する課題だ。これまで社外PCからのVPN経由のアクセスは、営業担当者など一部の利用を前提としていたが、全従業員がテレワーク対象となることで同時セッション数が急増。VPN接続時のパフォーマンスが落ちる、ネットワークが途切れるといった課題が生まれ、結果的にコミュニケーションツールの品質が低下するケースが増えている。

　そこで有効策となるのが、利用中のPCに導入するだけでデータレスPCを実現できるソフトウェアだ。業務データを端末に残さず、OneDrive for Businessに自動的にリダイレクト。ファイルサーバにアクセスする頻度が減少し、VPNの負荷を大幅に軽減することが可能だ。本Webキャストではその機能や特長について詳しく紹介する。