コンテナの急激な普及に対応、いまITインフラに求められる「5つの要件」とは？

　デジタルトランスフォーメーション（DX）実現のために、アプリケーションのコンテナ化が進んでいる。一方で、ニューノーマル時代に備え、「人が動けないこと」を前提とした業務体制も模索されている。このように状況が大きく変化する中、それに対応できるITインフラが、いま強く求められている。

　そのポイントの1つは、「オープン」であることだ。複数のパブリッククラウド利用が一般化した現在、プラットフォーム固有の稼働環境を意識せず、アプリケーションを利用できるメリットは大きい。これにより例えば、顧客接点の多いアプリケーションをオンプレミスで開発し、そのままWebサービスとして提供するためにクラウドでも稼働させる、といったこともスピーディーに実現できる。

　他にも、クラウドやアプリケーション、ネットワークなどの設定・構築作業を短期間化するためのインフラ標準化／自動化や、ニーズの急な変化に対する自動的なリソース最適化といった点も、外せないポイントだ。本コンテンツではこのように、アプリケーションのコンテナ化に必要なITインフラの5つの要件と、その実現方法を解説する。