必要なリソースを迅速に、大手企業3社がハイブリッド環境に求めたもの

　今や93％の企業がハイブリッドクラウド戦略に取り組んでいるという。データセンターをクラウドに拡張できれば、オーバープロビジョニングに悩むことなくキャパシティーを確保でき、新たなアプリケーションの開発、柔軟なテスト・開発環境の整備を容易に実現できるようになる。その取り組みに成功した企業の1つが、セキュリティベンダーのTrend Microだ。

　急増する脅威に対処するには、環境のスケーリングが必要だ。また、既存のパブリッククラウド環境やオンプレミス環境の管理が日々複雑化する中、効率的なハイブリッド環境の実現が欠かせないミッションとなった。そこで同社は、オンプレミスの仮想化環境をシームレスにクラウドに拡大できるソリューションに着目する。課題克服だけでなく、ダウンタイムなく拡張できる点も魅力だった。

　さらに自社のセキュリティソリューションも組み合わせ、ハイブリッド環境に一貫した管理、可視性、保護を実現することに成功した。本資料では、同社をはじめ3社の事例から、既存のデータセンターをパブリッククラウドに拡張し、シンプルかつ一貫性のあるハイブリッド環境を実現する方策を明らかにする。