データセンターのハイブリッド化を阻む「5つの課題」、どう解消する？

　企業は、データセンターにパブリッククラウドの優位性を取り込もうとする一方で、89％の企業は少なくとも2022年までオンプレミス環境を維持する方針だという。こうしたハイブリッドクラウド環境では、オンプレミスのデータセンターとパブリッククラウドを統合する必要があるが、この作業は決して容易ではない。

　これは、統合の妨げとなる「5つの課題」があるからだ。例えば、環境感の相互運用性はその1つだ。パブリッククラウドを想定していない従来のアプリケーションの再設計、それに伴う検証、さらにネットワークの再構成も必要になる。この互換性の問題は、スキルやツール、プロセスにも波及する。クラウドインフラはオンプレミスと異なるのはもちろん、プロバイダーごとに独自のテクノロジーを採用しており、スキルの習得やツールの変更などのコストは避けがたい。

　こうした課題をどのように解消すべきなのか。本資料では、5つの課題ごとに想定されるデメリットと、それを解消するソリューションを紹介している。統合のために想定される膨大な工数と多様なツールを懸念する企業は、ぜひ参考としてもらいたい。