ITインフラが複雑化する今、バックアップソリューションに求められるものとは

　テクノロジーの目覚ましい進化により、ビジネスを取り巻くIT環境は絶えず変化している。企業はこの変化に即応しなければ、市場で競争力を維持することは難しい。これはあらゆる組織で導入されているバックアップソリューションも例外ではなく、2022年までには40％の組織が既存ツールをリプレースするという予測もある。

　バックアップソリューションのリプレースや更新において、まず重視すべきなのは、クラウドや仮想化テクノロジーによって複雑化したインフラに分散したデータを、一元的に管理できるかどうかだ。また、簡単に使えるようなものであれば、バックアップの運用効率も劇的な改善が見込める。

　新たなソリューションを評価するときには、今、目の前にある課題の解決だけでなく、将来も見据えて使えることに留意する必要がある。加えて、定評があることも重要だ。本コンテンツでは、バックアップソリューションをIT環境の変化に合わせて随時更新することの必要性とともに、更新において重視すべき5つのポイントを解説する。