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株式会社エス・ワイ・シー

事例

株式会社エス・ワイ・シー

東京大学地震研究所が、AIと物理シミュレーションを融合した都市地震解析を実現

都市全体の複雑なモデルを組み込んだ超大規模地震シミュレーション。その実現につながる最新アルゴリズムの研究開発が新たな領域に突入している。この革新的なチャレンジを支える1つの計算機が、6TBメモリを搭載する共有メモリ型サーバだ。

コンテンツ情報
公開日 2020/07/21 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.03MB
要約
 東京大学地震研究所 計算地球科学研究センターのチームは、地震観測データを活用する高性能解析アルゴリズムの開発に長年取り組んできた。HPC物理シミュレーションとAIを高度に融合させた最新アルゴリズムは超大規模地震シミュレーションを可能とし、スーパーコンピュータの世界で権威のある賞でも高く評価された。

 さらに同チームは、AIによるシミュレーションの高速化に続き、高速GPUを活用したシミュレーションの高速化という未知の領域への取り組みを開始。計算科学とデータサイエンスの双方に寄与するエンジンとしてGPUに着目し、コアの加速機構のメリットを生かした新たなアルゴリズムの開発に挑んだ。

 新アルゴリズムを組み込んだソルバーをGPU搭載機で実行し、トライアル&エラーを繰り返していった結果、AIと物理シミュレーションを融合させた都市地震解析アルゴリズムの開発に成功し、超高速プログラムを実現させることができたという。本資料では、この革新的なアルゴリズム開発の経緯や、この取り組みを支えた6TBメモリ搭載の共有メモリ型サーバの活用方法についても解説する。