労働人口の減少や、Windows 10におけるアップデートサイクルの短期間化などを背景に、PC運用管理にかかる負担は増大する一方にある。この解決策として、アウトソーシングという選択肢も存在するが、既存の国内サービスはあくまで“支援”が基本となっており、IT管理者による取りまとめや調整などの工数削減に貢献するケースは少ない。
こうした中、PC運用を抜本的に変革すべく生まれたのが、「Device as a Service」の考え方だ。必要な“モノ”を追加する従来のモデルとは異なり、この方式では運用された状態のデバイスをユーザーが個々に“サービス”として受け、管理者はサブスクリプションでの契約のみを管理する。これにより、管理者は調達や管理、サポートなど高負荷な作業から解放され、ユーザーは機種を選ぶだけで、常に最新の環境を利用することが可能になる。
ただし、こうしたメリットを享受するには、利用するアプリの標準化、ユーザーに対する適切なサービスレベル提供、認証技術の最新化など、企業側の準備も必要になる。本資料を基に、来たるべきDevice as a Service時代に向けた備えを探っていこう。