意外と多い「RPA」の導入失敗　正しい選定・運用のための基本プロセスとは？

　定型的な業務や繰り返し作業の自動化を可能にするRPA。手作業からの脱却によるミスの低減、人的リソースの解放などにより、業務効率と生産性の向上に大きく寄与するものとして期待されている。しかし、導入の目的を達成できているとはいえないケースも多い。

　導入が失敗に終わる要因の1つに、RPAに適さないシステムの自動化がある。これによりロボットの不安定な挙動、メンテナンス工数の増加などが発生してしまう。事前に導入目的を明確化し、自動化できる業務やシステムの洗い出しを行った上で、自社に最適な製品を見極めれば、こうした失敗は回避できるはずだ。

　製品の選定においては、他のツールとの連携や運用するロボットの規模など、カスタマイズや運用方法に応じて発生するコストなどにも注意が必要だ。本コンテンツでは、こうしたソリューション選定のポイントや運用管理に至るまで、RPAの効果を最大化するための導入プロセスを事例とともに紹介する。導入を失敗に終わらせないために、参考にしてほしい。