5Gやディープフェイクで何が変わる？　2020年以降のIT／セキュリティ最新予測

　採用試験におけるアルゴリズムの活用や、自動化による企業文化の変革など、2020年のテクノロジーについて語られる予測では、いずれも中心に「データ」がある。特に、エマージングテクノロジーの分野では、IoTと5Gの組み合わせによるポストスマートフォン時代の到来など、大きな変化が予想されている。

　一方、サイバーセキュリティの分野では、人間の心理的な隙や行動のミスにつけ込むソーシャルエンジニアリングへの備えが、今まで以上に重要視されている。音声や映像を技術的に改ざんして発言内容などを捏造（ねつぞう）する、「ディープフェイク」という新たな潮流も生まれており、危険度は一層高まっているといえるだろう。

　またIT運用の観点では、ARとVRによるマウス／タッチ操作の淘汰や、従業員強化のために自動化を利用する企業の躍進などが予測されている。本資料ではこのように、3つの領域における予測レポートを基に、データが2020年にもたらす変化について考察しているので、ぜひ参考にしてほしい。