事例
NTTテクノクロス株式会社
医療分野や金融分野など8事例に学ぶ“匿名加工”によるパーソナルデータ活用術
パーソナルデータを利用者の同意を得ずに利用することは禁じられているが、“匿名加工”を施すことで、さまざまな活用が可能だ。医療機関やクレジットカード会社、公的機関、システム開発会社など、8つのユースケースを基にその実態を探る。
コンテンツ情報
公開日 |
2020/05/12 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
1.16MB
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要約
パーソナルデータは利用者に同意を得ていない目的外の利用は禁止され、扱いにおいて万全の情報漏えい対策を求められるが、有用なデータ資産だ。この貴重なデータを法の基準を満たす形で目的外利用、第三者提供したり、目的外利用、第三者提供でないものの、より安全性を高めて利用したりするために、多様な業種業態でデータの匿名化技術が活用されている。
例えば医療分野では、病院が取得した受診履歴や検診データなどを、匿名加工の認定事業者が収集し、匿名加工した上で研究機関や製薬会社に提供するケースがある。他にも、同様の目的で病院が匿名加工して製薬会社へ提供する他、患者の治療計画やカウンセリングにも活用されている。
その他の分野でも、個人情報取り扱い事業者であるクレジットカード会社が統計分析を行ったり、ITサービスを提供するシステム開発会社が利用者から取得した個人情報をテストデータとして利用したりするなど、用途は幅広い。本資料では、このように多様な組織における、匿名加工したパーソナルデータのユースケースを紹介している。自社で眠らせている貴重なデータの活用する上で参考にしてもらいたい。