コンテンツ資産を最適化、Webサイト改善に有効な「デジタル関連性表」とは

　近年は優れた顧客体験を提供する場としての役割が求められるWebサイト。そこで多くの企業で課題となっているのが、ナーチャリングのための良質なコンテンツが不足していることだ。これを解消するには、まず既存のコンテンツを監査し、問題点を明らかにする必要がある。

　そこで役立つのが、ターゲットセグメントとカスタマージャーニーの2つを縦横の軸に置いた表、いわゆる「デジタル関連性表」を作成することだ。その手順としては、まずオーディエンス属性やペルソナなど、さまざまな切り口でセグメントを分類する。そして、情報収集や検討、購入といった各段階で顧客接点や顧客の行動を整理し、カスタマージャーニーマップを作っていく。

　こうしたステップを経て作成されたデジタル関連性表により、企業は顧客の意図やデジタル目標とともに、現状のコンテンツが抱える課題や、提供すべきコンテンツに必要な機能や役割が理解できるという。本コンテンツで、その具体的な手順を詳しく確認していこう。