技術文書・技術解説
株式会社NTTデータ
ISDN終了問題をふまえた通信サービス切り替え、セキュリティリスクは「人」
2024年1月にISDNのデータ通信が終了する前に、早めにEDIの通信サービスとシステム移行を進めるのが望ましい。インターネットEDIは乗り換え先の有力候補だが、インターネットを利用する以上はセキュリティ対策に気を遣う必要がある。
コンテンツ情報
公開日 |
2020/02/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
289KB
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要約
2024年1月にISDNのデータ通信が終了する。しかしEDI(電子データ交換)の分野ではISDNや固定電話(アナログ電話)回線が今でも使われている。「ISDNサービス終了のタイミングまでにEDIの通信サービスとシステムの切り替えを終わらせておかないと、自社にどのような影響があるのか」を、早めに把握しておく必要がある。
移行先として真っ先に検討すべきは「インターネットEDI」だ。しかしインターネットEDIへの移行準備は想像以上に時間がかかるものだ。業界団体の定める標準仕様を確認したり、取引先と接続テストを進めたりする過程で、セキュリティ対策も見直す必要があるだろう。セキュリティ対策で特に難しく、落とし穴になりやすい要素は「人」であることも忘れてはならない。
本資料は、ISDNサービス終了がEDIユーザーに与える影響や、インターネットEDIを検討する際に気を付けるべきポイント、セキュリティリスクの軽減が簡単ではない理由について考察する。