DXの成功に不可欠、“最初の100日間”に人事が担うべき重要な役割とは？

　デジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組む企業が増加する一方で、「なかなかうまくいかない」、あるいは「始める前に頓挫してしまった」という声も多く聞かれるようになった。その要因はさまざまだが、中には“技術面”ばかりを優先させてしまい、それを支える“人的要素”を無視してしまうことが原因となっているケースも少なくないようだ。

　そこで考えたいのが、人事を主体としたアプローチだ。例えば人材の獲得に当たっては、デジタルツールに精通した高度なスキルを持った人材の応募だけを期待せず、テクノロジーに抵抗がなく、デジタルプラットフォームを“学習する能力”のある人材を探すという考え方で体制を強化していくことが必要になるだろう。

　また、既存従業員のトレーニング、従業員エクスペリエンスの最適化、管理構造の刷新なども忘れてはならない要素だ。本資料では、DXを推進するに当たり、最も重要かつ不安定な“最初の100日間”に人事戦略を構築する必要性を説くとともに、人事部門が取り組むべきステップを具体的に解説する。