社内外に散在する商品データが販促コンテンツ制作の足かせに、その解決策は？

　ドイツに本社を置くMieleは、洗濯機や食器洗浄機などを提供するプレミアムブランドとして知られる企業だ。かねて同社で課題となっていたのが、膨大な量のデジタルアセットだった。毎年、多数のパンフレットを発行する中で、組織内や外部のサービスプロバイダーにデータが散在し、制作プロセスが煩雑化してしまった。

　海外の販売代理店に素材を提供する上でも、必要以上に作業時間とコストがかかる。このプロセスを見直し、「チャネルにかかわらず画像を配信できる一元的なデータベース」「制作フローや校正・承認プロセスの標準化」「外部コストの削減」などを図るために同社が注目したのがメディア管理プラットフォームだった。

　一元的なリポジトリに集約した画像データには、社内外のユーザーが効率的に検索・アクセスできる。また、InDesignテンプレートを用意することで、海外の販売代理店が手間なく、現地の要件に合わせて翻訳・公開することが可能になった。本資料では、こうした同社のデジタルメディア管理の取り組みを紹介している。増え続けるデジタルアセットを効率的に管理・展開するヒントが見つかるはずだ。