コンテンツ情報
公開日 |
2019/11/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
336KB
|
要約
クラウドサービスの普及により、多くの企業が複数のクラウド環境を利用するマルチクラウド体制をとっている。複数サービスを利用することで、データ保護の面で有利になったり、その時々のニーズに合った優位点を持つサービスを利用できたりと、得られるメリットが大きいためだ。
しかし、複数サービスをまたいで運用・管理するのはそう簡単ではない。例えば、開発部門や事業部門の要望を受けるうちに自然と“マルチクラウド”化してしまったケースなどではIT部門の負担が大きいケースも多い。IT部門のあずかり知らぬところでテクノロジープロジェクトの運用が始まった場合などはなおさらだ。クラウドを利用する中で何か問題が起こればビジネス部門はIT部門に頼る。ビジネス部門から問題報告を受ければ、都度解決に手を焼くことになる。
本稿では、マルチクラウド環境を取り入れるべき状況とそのメリットを改めて紹介しつつ、合理的で効果的な導入・運用を行うにはどうすればいいか、押さえておくべきポイントを事例とともに紹介する。