働き方改革の推進を背景に、業務の利便性を高める「Office 365」を採用する企業が増えている。特に、オンラインストレージの「OneDrive for Business」を活用することで、外出中にスマートフォンからデスクトップを参照して資料を送ったり、遠隔会議中に資料を共同編集したりすることが可能になるため、生産性向上が期待できる。
その一方で、OneDrive for Businessでは、ファイルの実体が原則としてローカルHDDに置かれるため、PC持ち出し時の紛失/盗難による情報漏えいリスクや、私用PCにデータを保存してしまうシャドーITの増加など、セキュリティの懸念が残る。そこで注目したいのが、「データレスPC」という選択肢だ。
データレスPCでは、ユーザーが生成するデータのOneDrive for Businessへの保存と、ローカルキャッシュデータの削除が自動的に行われるため、データの保護はもちろん、Windows 10の運用負荷削減にも効果を発揮するという。本資料で、このソリューションの仕組みを詳しく見ていこう。