EMRやVDIなどのワークロードを容易に実行、オランダ医療機関のインフラ刷新術

　基本的な医療から心臓外科、神経外科、透析などの先進医療に至るまで、80万人以上の患者に対し大規模な医療サービスを提供する、オランダ最大級の医療機関グループIsala。同グループでは従来、独自の電子カルテ（EMR）システムを構築／運用してきたが、さらなる体制の進化を目指し、標準的なEMRアプリケーションへの移行を決意する。

　その導入先である新たなインフラの要件として同グループが最も重視したのが、EMRやVDIを含む、多様なワークロードを実行できるスケーラビリティだった。そこで選ばれたのが、管理コストを削減しながら柔軟性を担保し、ダウンタイムなしにリソースを追加することも可能な、コンポーザブルインフラだ。

　このコンポーザブルインフラへの移行により、放射線学や核医学といった新規ワークロードを容易に扱えるようになった他、ストレージメンテナンスのサポートコストが半減するなど、ビジネス／ITにおいてさまざまな効果が得られているという。本資料で、先進的かつ大規模な医療現場における、インフラ刷新の取り組みを詳しく見ていこう。