事例
日本アイ・ビー・エム株式会社
サーバ数百台の大規模分散系システムを短期移行、福井銀行のクラウド基盤刷新術
AIなど最新技術を活用するに当たり、コンピューティング環境の性能がボトルネックとなっていた福井銀行では、クラウド基盤の刷新を決意する。数百台のサーバが稼働する大規模環境を、セキュリティに配慮しつつ短期間で移行した方法とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2019/12/20 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.19MB
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要約
顧客情報管理や財務管理、営業支援などを担う分散系システムをプライベートクラウド環境で運用していた福井銀行。同行では、AI活用や高度なマーケティング分析といった最先端の仕組みを導入するに当たり課題となった、コア数やHDDのI/Oなどコンピューティング環境の性能を改善すべく、クラウド基盤の刷新を検討することとなった。
しかし、仮想化統合基盤で稼働する数百台ものシステムを短期間かつ全面的に移行するためには、セキュリティやパフォーマンスに最大限の配慮が求められた。加えて、サーバ本体のみならず、外部センターと接続された膨大な通信回線を移行する必要があり、運用/コスト両面で大きな負荷が見込まれていた。
こうした課題がある中、同社はベアメタルサーバによる高度なセキュリティと、CPUコアやメモリ、I/Oの課題をクリアできるスペックを備えた、あるクラウドサービスを選択。移行時は自動化ツールを駆使し、ネットワーク環境を含む効率的な移行を実現した。本コンテンツでは、金融業界で類を見ないほどの大規模仮想化基盤を移行した同行の取り組みと移行の効果を、詳しく紹介する。