コンテンツ情報
公開日 |
2019/08/23 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
516KB
|
要約
大日本印刷が運営するB2Cビジネスとしては最大規模となるオンライン書店「honto」。同社は、このサービスの開始に際して、外部からの攻撃の危険性が桁違いに高くなることを想定していた。その中でもアプリケーションに対する攻撃は、個人情報の流出に直結するため、特に警戒する必要がある。
同社の予想は当たり、サイトを狙ったアプリケーション攻撃は膨大なものとなった。その数は、多い月で50万件に達し、年間合計では100万件を超えているという。万が一、こうした攻撃によって、個人情報が流出してしまえば、同社は致命的なダメージを受けかねない。
だが、同サイトにおいて「アプリケーション攻撃がセキュリティ上の問題に発展したことはない」という。加えて、これだけの数の攻撃を確実に防御しつつ、その運用においては、限られた人的リソースでの対応まで可能としている。同社が運用負担を抑えつつ、これほど強固な防御を実現できた理由とはどのようなものだろうか。