コンテンツ情報
公開日 |
2019/06/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.52MB
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要約
新潟県の小千谷市では、政府が推進する自治体情報セキュリティ強靭(きょうじん)化に対応すべく、庁内システムを3つに分割した。しかし、これに伴ってネットワーク管理系サーバ台数が3倍に増え、二要素認証など新システムも追加したことで、仮想化基盤の負荷が大幅に増大。性能と容量の両面で、限界に達していた。
そこで仮想化基盤を刷新することとなった同市は、その中核にハイブリッドストレージを採用した。決め手となったのは、内蔵SSD/HDDへのアクセスを最適化する、独自のファイルシステムだ。これにより、コストを抑えつつ、オールフラッシュ並みのパフォーマンスを発揮することができる。実際、事前検証のベンチマークテストでは、他製品の約2倍の処理能力をたたき出した。
そうして導入された新たな仮想化基盤では、保守作業時のリモート接続のレスポンスが劇的に向上、インライン圧縮によりデータ量も約3割削減するなど、当初の問題が完全に解消された。さらに、行政機関に必要な安定稼働や運用効率化の面では、AI/ビッグデータによる予測分析機能を持つ管理ツールも大きく貢献しているという。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。