サプライチェーン領域の基幹業務システムを構築する場合、ERPやSCM専用のパッケージの導入を検討される企業がほとんどです。10数年前までは、企業の基幹業務システムはお客様の要望に合わせたスクラッチ開発が主流でしたが、開発期間の長期化や保守コストの増大といったデメリットが問題となりました。そこで、オールインワンで機能や処理プロセスが提供されるERPパッケージが登場し、大企業を中心に導入が進みました。 ERPパッケージを導入して成功を収める企業はもちろん多く存在するものの、企業特有の業務プロセスとの間にギャップが多数存在するため、現行業務を無理に変更する、又は多くのアドオン機能を組み込むことで開発コストを増大させるなど、業務改革・短期導入・低コストといったERP導入のメリットが消滅してしまうケースは決して少なくありません。本資料でご紹介するMCFrame XA は、パッケージとスクラッチ開発のそれぞれの長所・短所を考慮して生み出された「アプリケーション・フレームワーク」という考えのもと、Java EEをベースに開発されました。本資料では、このMCFrame XA の仕組みについて詳しく説明いたします。