テレワークにおけるセキュリティリスクには、端末の盗難や紛失以外にもさまざまなものが考えられる。例えば、カフェなど不特定多数の人がいる中で作業しなければならない場合、背後からPC画面をのぞき見される、いわゆる「ショルダーハッキング」の危険性がある。また、意図せず画面を開いたまま離席してしまうケースなど、情報漏えいの危険性はさまざまだ。
テレワーカーとしては、こうした日常の中に潜むリスクを回避する対策の整った端末を選びたい。例えば、PC搭載カメラがユーザーの顔を認識し、ユーザー以外の人が背後から見ていることを検知したら、画面上にアラートを出す機能を搭載しているものがある。またユーザーが端末から離れると、自動的に画面がオフになる機能も登場し、離席した際も安心できるようになっている。
テレワークに限らず社内でも内部関係者からの情報流出が危惧される昨今、こうした機能は、現場仕事で業者や他社の人間が多数出入りするオフィスにおいても、非常に有用となるだろう。本コンテンツでは、これら機能を標準で搭載したノートPCについて、マンガを用いて分かりやすく解説する。