基礎から分かる「労務管理」、従業員の入社から退職までに必要な手続きを解説

　企業にとっての重要な資産である「人材」に関する労務管理では、勤怠管理や入社／退職の手続き、結婚などのライフイベントに伴う手続きといったように、その業務内容は多岐にわたる。それらを正しく行うためには、社内の規則はもちろん、法律で定められたルールを含めてきちんと理解する必要がある。

　例えば、従業員が新たに入社した場合、労働条件の通知、社会保険、所得税や住民税など、さまざまな手続きが発生する。そのため、従業員に何をいつまでに確認すればよいか、といった決まりごとをあらかじめ把握する必要がある。また、これら手続きにおいては多くの書類が必要となるが、締結のスピードアップやコスト削減、コンプライアンス強化を目指すのであれば、電子署名などを取り入れるのも1つの手だ。

　本資料ではこのように、従業員の入社から退職までに起こり得るさまざまなシーンを取り上げ、それぞれで知っておくべき労務管理の基礎知識と、効率的かつ確実にこなすためのヒントを紹介する。勤怠管理に必要な項目やその計算方法、昇給・昇格、転勤、結婚といったイベントや、休職・退職時の手続きなど、労務管理に関わる担当者は必ず押さえておきたい内容ばかりだ。