簡単には変更できない業務システムのUI、「操作をナビゲートする」という解決策

　業務にWebシステムを採用する企業が増えたが、操作が分かりにくい、操作方法が周知されていないなどの理由で思うように活用されないという話をよく聞く。それでは企業として必要な情報が共有されず、経費精算など必要書類の入力に二度手間が発生するなど、生産性や業務効率化の面でも課題が生じる。

　とはいえUIの変更は容易ではないため、別の手段を講じる必要があるだろう。本コンテンツで紹介されているのは、元のWebシステムに変更を加えることなく、UXを劇的に改善するツールだ。仕組みは、元のシステム上に仮想レイヤーを重ね、そこに入力手順や使用方法を表示していくというもの。次に行う操作のみをガイドするので、操作に習熟していない社員も迷うことなくシステムを活用できる。

　元のシステムとは非同期に動作するため、システムが重くなる弊害も生じず、一方ではシステム担当者がトレーニング実施やマニュアル作成にかける時間、サポート部門への問い合わせ件数などを着実に減らすことができる。UXの改善で社員の働き方を変え、生産性向上と業務効率化を達成したいと考える企業は、ぜひ参考にしてほしい。