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富士フイルム株式会社

事例

富士フイルム株式会社

IoT活用に向けた大容量データの蓄積、今 磁気テープが注目される理由とは?

企業が保存するデータが爆発的に膨れ上がる中、コールドデータのアーカイブメディアとして、磁気テープが注目を集めている。その理由は、メディアとしての高い信頼性と、容量当たりのコストが他メディアに比べて圧倒的に低いことだ。

コンテンツ情報
公開日 2018/11/07 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 39ページ ファイルサイズ 3.87MB
要約
 IoTの普及がもたらしたのは、利便性と効率性、そして膨大なコールドデータだ。ビッグデータの活用機運が高まる中、企業は大容量データの高速処理という課題の一方で、それらの土台となる大容量データを「安く」「安全に」保管し続ける必要性に気付き始めた。しかし、膨らみ続けるデータを既存メディアに保存するのは、コスト面と信頼性の面で現実的ではない。

 このような状況で注目されているのが磁気テープだ。旧式メディアという印象があるものの、改良を積み重ねた結果、故障率は従来の25分の1にまで減少し、エラー率はHDDと比べて1000分の1と、高い信頼性を誇るに至った。また、データの転送速度も360MB/sと、アーカイブ先として十分なレベルに到達している。

 本コンテンツは、ビッグデータ時代のアーカイブメディアとして名乗りを上げた磁気テープの最新事情がまとめられたレポートだ。もはやHDDに優る運用性の高さに加え、アーカイブ後は取り外して保管するだけでよいため、大容量になるほど、駆動電力を含めたトータルコストがHDDに比べて格段に低くなっていく磁気テープは、企業のアーカイブ戦略に大きな影響を与えるだろう。