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株式会社クレオ

事例

株式会社クレオ

ITIL運用の経験不足をツールでカバー、福岡空港に学ぶプロアクティブな保守運用

九州の空の玄関口である福岡空港は、ITILをベースとしたシステムの保守運用体制を構築することで、プロアクティブな対応を可能としている。以前は「統一した運用手順さえなかった」という状況から、どのように改善したのだろうか。

コンテンツ情報
公開日 2019/12/09 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 969KB
要約
 毎年、約2100万人の乗降客が利用する福岡空港。その運営を手掛ける福岡空港ビルディングでは、搭乗設備の運用管理、チェックインなどの多くのシステムを提供・運用してきた。しかし、365日の運航に対応する上、空港利用客の増加やIT化の進展で、業務負荷が無視できないほどに増大していた。

 そこで同社はあらためて現場を精査。「スタッフの役割が明確化できていない」「統一した運用手順がなく、状態の把握に時間を要する」「システム情報が属人化し、障害対応の所要時間が拡大」といった課題を洗い出した。その改善策として同社が取り組んだのが、ITILベースの運用体制の構築と、その助けとなる業務支援管理ツールの導入だ。

 とはいえ、ITILを急に全ての業務に適用することは困難であり、スタッフがITILの理解を深める時間も必要になる。そこで注目したのが、自分たちの業務プロセスに合わせやすい柔軟性を持ち、ノンプログラミングで利用範囲を拡大できるITサービス管理ツールだった。このツールにより、システム運用はどのように改善されたのか、詳しく見ていこう。