コンテンツ情報
公開日 |
2018/07/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.56MB
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要約
レーザー・プラズマ関連装置や、樹脂加工機械の製造を得意とする日本製鋼所横浜製作所にとってデータはビジネスを支える重要な財産だ。仮想化インフラの老朽化などを機にリプレースを計画した同社は、その中でも重要なミッションとしてバックアップ体制の見直しに取り組んだ。
もともと横浜製作所では、北海道の室蘭にあるDRサイトにバックアップデータを置いていたが、システムの再起動にはデータを横浜に戻してからリストアを行う必要がある上、バックアップソフトの設定が複雑で多くの工数・コストがかかるという課題を抱えていた。そこで同社が注目したのが、1つのツールで遠隔地でのシステム起動までを実現するバックアップツールだ。
1つのソフトウェアでバックアップと遠隔地でのシステム起動を実施でき、しかも仮想・物理環境の双方をカバーできる。この効果は大きく、これまで1日がかりだったバックアップ作業は15分に、コストも80%削減するなど大幅な効率化になったという。強固なBCP体制を実現した、同社のバックアップ見直しプロジェクトを詳しく見ていこう。