技術文書・技術解説
日本電気株式会社
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)と、企業IT最大のトレンドとの関係
コンテンツ情報
公開日 |
2018/06/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
214KB
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要約
ハイパーコンバージドインフラ(以下、HCI)には今でも多種多様な解釈がある。それが、多くのユーザー企業でメリットの理解を阻む要因となっている。この記事では「最も短く表現すると『「ITインフラ(サーバとストレージ)のアプライアンス化を目指すもの』だ」という解釈の下、ITインフラを家電製品のように扱える可能性を秘めたHCIの概要を紹介する。
企業のITインフラでHCIを必要とする外的要因として取り上げるのが、2016年から見聞きする機会が急速に増えている「デジタルトランスフォーメーション」に関連した動きと変化だ。これまでの企業ITは、業務に対して間接的にかかわるだけだったが、デジタルトランスフォーメーションの時代では直接影響を及ぼすようになっていく。
専門家と技術者だけが構築できたITシステムは、今後専門家と技術者以外の人たちが直接利用、あるいは操作する「ツール」となる。運用も難しいものではない。専門家でなくともできることが求められている。その変化の中で、HCIはそのような役割を果たすのだろうか。