コンテンツ情報
公開日 |
2018/05/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.01MB
|
要約
環境負荷に配慮した屋内施設施工を手掛ける三建設備工業では、内製の受注管理システムに課題を抱えていた。10年に渡る運用で保守管理が属人化したほか、受注高と完成工事高を別管理するという建築業界特有の数値管理に対応しきれず、Excelを併用するなど余計な作業負担が発生していた。解決手段としてSFAの導入を検討したものの、今度は大幅なカスタマイズが課題となってしまう。
その悩みを解決する糸口となったのが、プロトタイプをベースに柔軟に要望を取り込めるSFAパッケージだった。要件定義に時間をかけるのではなく、各支店の代表者によるプロジェクト会議で問題点の改善を逐次進めることで、現場に即したカスタマイズを低コストで実現できる。実際に稼働したシステムは、これまでExcelの手作業で集計していた業績値をボタン1つでリアルタイムに確認できるなど大幅な効率化に成功したという。
こうした業務効率以外にも、選別受注が容易となることで、建築業界が悩んでいる人手不足問題の軽減にも役立つ効果が得られると期待されている。課題解決だけでなく、経営管理へと活用場面を広げるSFAパッケージを、同社の事例とともに紹介する。