レポート
日本アイ・ビー・エム株式会社
複雑化が増すIT環境においてトップ企業はなぜ“先手を打つ”ことができるのか
IT環境の複雑さが増す中、多くの企業の自社環境の保守運用は、問題が起きてから対処する「後手」の対応を余儀なくされている。しかし、例外といえる企業も存在する。彼らの戦略を分析すると4つのカテゴリーで優位性があることが分かった。
コンテンツ情報
公開日 |
2018/05/11 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
662KB
|
要約
企業のIT運用保守環境は、複雑化の一途をたどっている。ハイブリッドな異機種混合のIT環境はもちろん、利用するサービスも常時変動するのでは、可用性の確保は難しい。この複雑な環境に対応するため、企業の91%は3つ以上のカテゴリーのテクノロジーサポート契約をし、54%が6社以上のサポート担当ベンダーを利用して、現状をなんとかやりくりしている。
しかし、例外もある。熟練したレーシングチームが車両やドライバーをサポートするように、問題に先手を打つ統合的な戦略を取っている「トップリーダー企業」だ。彼らは人工知能やコグニティブコンピューティングなどのテクノロジーをサポートに生かす他、自社の行動をモニタリングして、幅広い領域にわたるプランを頻繁に調整している。
一般企業の多くが問題の発生後に対応する傾向があるのに対し、トップリーダー企業は先手を打って対処することで、さまざまな面で優位性の獲得に成功している。本コンテンツでは、このトップリーダー企業が優れている4カテゴリーに注目し、企業がトップリーダーに成長するためのポイントを明らかにする。