技術文書・技術解説
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ストレージ変革の最前線を解説 「NVMe」「NVMe-oF」「SCM」で何が変わるのか?
コンテンツ情報
公開日 |
2018/03/20 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
279KB
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要約
新たなイノベーションを受けてますます高速化するSSDが、データセンターの在り方に変化を生じさせている。変革をもたらしたのは、NVMe、NVMe over Fabrics(NVMe-oF)というプロトコルと、次世代の半導体メモリであるストレージクラスメモリ(SCM)という3つの先進技術だ。
これまでのシステムで長年使われてきたSCSIは、HDD向けに規格化されたものだった。そこで登場したのが、新コマンドセットや直接接続型ストレージに向けた大量のI/Oキューを備えるNVMeだ。NVMe-oFは、NVMeをイーサネットやFibre Channelなどのストレージネットワーキングファブリックに拡張するものになる。この2つのプロトコルと、次世代のメモリといわれるSCMの登場がSSDの進化の鍵だ。
ここ十年で従来の回転式のHDDは激減し、低コスト化の進んだSSDに取って代わることになった。これに加えて上記の新技術は、SSDに新たなイノベーションをもたらし、オールフラッシュストレージ化の波を作り出している。本コンテンツでは、3つの先進技術を軸に、新たな領域に踏み出したSSDについて解説する。