コンテンツ情報
公開日 |
2018/03/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
322KB
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要約
エアコンの保護装置やガスメーターの感震器などの製品で、シェアトップクラスを誇る生方製作所。同社は国内外で事業を展開しているが、社員数は約200人と、製造業の中では中堅クラスの規模だ。そんな同社は2003年、システムの全面刷新と経営改革・BPRの推進を実行することを決めた。
2003年当時、生方製作所は部門ごとに独立したシステムを運用する典型的な縦割り組織で、業務効率や維持コストの面で課題を抱えていた。またシステムの老朽化による処理速度の停滞にも頭を悩ませていたという。こうした背景から、業務フローを全社的に見直し、環境変化に迅速に対応できる組織への変革を目指すことになる。この取り組みの中心となったのが、ERPの導入だった。
本コンテンツは、ERP導入によって生方製作所にもたらされた組織変革の背景に迫る事例だ。ERPによる情報の一元化と可視化は組織のフラット化とともに、社員の自律と成長にも寄与したという。また、MRPの実行時間が20分の1になり、従来の見込み生産から完全受注生産に切り替えたといったように、業務効率の劇的な改善も実現した。