旧システムのサポート期限を迎えたある保険代理店は、CRMの刷新を決定した。新たなCRMシステムの導入の目的は、それまでバラバラに管理していたインバウンド/アウトバウンド両業務の顧客情報を一元管理できるようにすることだったという。
導入に当たり重視していたのは、将来を見据えたシステムの拡張性とデータ分析のためのデータベースミラー化だった。この要件に応えるべく、ベンダーは同社のCRMシステムを保険代理店のデータベースアプリケーションからアクセスできるようにカスタマイズするなど、顧客企業が何を実現したいのかという点に徹底的に向き合った。
本コンテンツは、通販大手ニッセンのグループ企業である保険代理店、ニッセンライフのCRMシステム活用事例だ。全社的に全ての顧客情報を共有できる基盤を構築したことにより、データの統合作業や入力業務が劇的に効率化され、顧客対応も迅速化、きめ細かい顧客情報の把握と分析が可能になった。